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GWのひとりごと。

ラブディエン!

気がつけば4月をすっ飛ばして5月です。

季節の変わりようについていけなくって、先日やっとこさ衣替えをはじめたところです。

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最近よく思うこと・・・

日本って、流行を追いすぎじゃないの?と。

リトアニアのリネンブランド「notperfectlinen」のシモーナと話したとき、彼女が言っていたことばが印象的でした。

-なぜ日本の女性は仕事に行くだけのためにあんなにもオシャレしてゆくの?信じられない!!

と。

彼女は自身のブランドの勉強のため、よく日本の雑誌を目にするらしいのですが、

そこで毎回のように組まれているコーディネートの特集や、今年の色はコレ!形はコレ!季節が変わればカバンはコレ!化粧品はコレ!…と、延々繰り返される日本のファッション業界の流行の移り変わりについて、疑問を感じているようでした。

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確かに・・・

私自身、会社員時代は間違いなく洋服に一番お金をかけていたと思います。

辞めて、雑貨屋になって、年齢も重ねて、引越しもして、

思い返せば、あれ?この服着てないな・・・

という服がてんこ盛り。

いいかげん荷物を減らしたくって、それまで全然捨ててこなかった服たちを、季節ごとに選別して捨てる(もしくはzozotownに売る)作業を、何回も、何回も、たっくさん繰り返して、やっと4分の1ぐらいまで減ったかな?と思います。
(それでもケース8箱とハンガーラック1本分の服があって衣替えはいつも大騒ぎ)

今ではこんなにリネン推しな私ですが、そのときに着ていた服ときたら・・・苦笑

もちろん良いものもありますが、カッコ良くても着ていてかゆい、着心地悪い服もたくさんありました。

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でも、そんなガチガチでキラキラした服たちは、私にとって自己表現であったり、会う人に自分の印象をわかりやすく伝える「鎧」のようだったように思います。

シモーナの言葉を思い返して思うこと。

日本は、世界的な大企業がたくさんある国です。そこで戦う戦士たちには、服という鎧が必要なのかなぁ?と。(男の人もスーツを着てるもんね。)

それに比べてリトアニアは、家族単位の小さなビジネスがほとんどです。

リトアニアの規模が大きい銀行の1位と2位は、スウェーデンの銀行です。

まだまだ、他の国と関わらなければ経済成長してゆけない小さな国と言えるのかもしれません。(大きくなることがいいことだとは思わないのですが)

そんな環境下で、仕事に行く=家族に会いにゆく、のにガチガチにオシャレをする人は、あんまりいないですよね。

どちらかといえば、着心地良く、気持ち良く過ごせる服で会いたい人たちかもしれない。

マインドが「闘う」のと、「ホッとする」「落ち着く」といった優しい気持ちであるのとでは、着たい服やファッションや流行の速度も全然違ってくるものなんですね。

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企業で働いていた時の自分は、

徹夜しながら体調がすごくわるくっても、それを周りには言わず(誤解のないように付け加えると、周りから何か圧力があったわけでもなんでもなくすすんでやっていたことで、しんどいと口に出して言うなんてことはちっとも考えられなかった、本当に。)、夜な夜な1人トイレでもどしながら、倒れそうになりながら、涙をこらえて平気なふりをしていました。

そんなときに着ていた服は、ガチガチしてキラキラしていた。辛い自分を隠すサポートをしてくれていたかもしれません。

リネンなんて、薄くてシュッとした印象に見えるシャツぐらいしか着なかった。

今、扱っているリネンは、しっかりとした厚みがあって、着ていると、いや持っているだけでもすごく気持ちがよくて、触り心地がよくて、その質感や色合い、シワの表情を見ていると「本当に美しいなぁ」とゆったりとした気持ちになるんです。

こんなものが世の中にあるなんて、知らなかった。

そして、「着心地がいい」ということが、自分にとってとても大事なことだということを知らなかった。

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そんなリネンを、世の中の女性たちに味わってほしいと思っています。

そのためには、本当に気持ちがいい、害のない素材であることと、着たくなるデザインであることが必須かな。

書いてたら、リネンが着たくなりました笑

そろそろ、本当にリネンの気持ち良い季節となってきましたね。

みなさまよいGWを!(と、急激に終わる。)

One Comment

  1. mameta chan

    返信

    「始めたころ?または始めるまで?のこと書き留めておくといいよ!」と確かアドバイスがあって、ブログを始めていたよね?お店を始めるまでのことも書いておくといいんじゃないですか?期待に胸膨らませているときの・・・・しばしば陥る妄想でもですね。

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