ラブディエン!
今日の東京はあたたかい一日でした。
あたたかくて本当によかった!なぜなら、今日は海風吹き荒れる横浜税関までいってきました!
先日から愚痴っている、「オーストラリアの食器たち」が検査入院することになり、その検査係の人と荷物の抜き取りにいってきたのです。
いやー、ここまでくるのに、本当に本当にチョーめんどくさかった!
日本人の大部分が絶対に一度では理解できない書類を何度も書かされ(その十何枚の書類のやりとりはFAXのみ、このネットの時代にありえまへんで!)、電話の問い合わせもたらい回しにされ、年末年始をはさみ1ヶ月以上たってやっと荷物の中味にご対面となったのでした。
それは「川崎東郵便局」という、要塞のような建物の中にありまして、下でインターホンを押して解錠してもらってあがっていくのですけど、「税関」という堅い文字に一気に緊張する私。
「えっとなんて言おう?荷物を見にきた?いや友達ちゃうねんからもっと難しい言葉で・・」とか考えていたら、中から警備員さんが出てきて、その隙にシラーっと忍び込みました。
そのままエレベーターにあがって「税関」と書かれた部屋へ・・・
部屋の中は、シーーーーーンとしていて、明らかに暇、いや、ゆったりとしていそうなおっちゃんたち7名ほどの顔が一気にこちらを向きます。この中の誰かに、電話でかなり高圧的な態度で接されたので、仕返しに「天下りめ」と電話づたいに念じたことを思わず心の中で謝りました。
で、そこでも書類を記入していたら、検査をしてくれる人もやってきて、さて荷物が用意できましたよ、と連れて行かれたのは、まるで取調室!
全員制服の男性4名(1人はなにも話さず壁際に立ってコチラをジッと見ている)に囲まれて、思わず興奮(←なぜ?)。だってきっと、空港で薬物所持の人が連れて行かれる部屋もこんなのに違いない!カメラはどこ!?とか思いながら妄想がふくらみ・・ボーとしていたら、「これでいいですか?」と制服Aが言ったその手には、かわいいコップが2つ握られておりました。
「わ、かわいい!」と、思わず言ってしまいまして私。
制服ABCD、全員シラーとした顔で見つめています。
「かわいいのに戻ってこないんですよねぇ?」と悲しそうに質問する私に、
「はい・・」と少し申し訳なさそうなB。
隣で淡々と、丈夫そうなカバンに慎重にコップをしまうA。
壁際に立っているC。
あれ?いなくなってるD!
そんなこんなでコップは丈夫なカバンに、他のかわいいコたちは元の箱にしまわれ、あとは書類にポンポンとハンコを押して、おしまいです。
ふーー。
これでやっと、食品検査をしてもらえるところまできました。
あのかわいいコップは、どんな検査をされるのでしょう・・
返却不可ということは、かなりボロボロにされるんだろうなぁ・・
しかし、こんなにも、こんなにも大変だなんて!!!
あー。やっぱり輸入って大変。
でも、いつかこのブログでそのかわいいコたちを紹介できるよう、本当に願っております。
頑張れ自分!(←なんせ1人事業)