ホーム > ラブディエンのブログ(たまに妄想)

ラブディエン!

今日はカウナスという街にいってきました。

朝7時にホテルを出たのだけどこの暗さ。

dsc02339

夕方も16時には真っ暗になります。

目的は、ヴェルプステ(伝統工芸の糸巻き、壁に飾ります。)を作っているEdmundasさん。彼に会うのは初めてです。

ヴェルプステ、今でも作っている人はとても少数。Edmundasのそれは本当に細やかな彫りで、まさに芸術品。

76543

カウナスの駅まで息子のRYTISが迎えにきてくれて、いざEdmundasのお家へ!…と思ったら、なんだか丘に連れていってくれて、ここ、カウナスのパノラマビューだから写真撮ったほうがいいよ、と。

なんとなく撮ってみた私。笑

dsc02347

うん、なんとなく撮った感。

全部赤い屋根だねと言ったら、景観を守るためそういう風に作られてるからなんだーというような豆知識を聞いて、さぁいざEdmundasのお家へ。

そこは、ソ連時代に建てられた古いアパートメント。
団地マニアが喜びそうな風貌です。

dsc02349

dsc02350

Edmundasと奥さんのLAIMAは英語がわからないながらもとっても歓迎してくれて、その温かみに、カウナスの駅でちょっとした事件があってすさんでいた私の心がゆるりと溶けました。

dsc02351

手作りケーキやパンで歓迎してくれました。とっても美味しかった。
ここにも、昨日行ったVAIVAのお家と同じくみかんとバナナが!

みかんは日本でもすごくポピュラーな果物だよと言ったら、え?日本でみかん?でも輸入してるんでしょ??日本で作ってないでしょ??と、なぜかびっくり顔。いやいや愛媛のみかんは日本の誇りでっせ。

その後も、作りかけのヴェルプステを見せてくれたり、

dsc02355

実際に彫っている様子を実演してくれたり、

dsc02363

LAIMAも私が作ったのーとフェルトのアームカバーやらリネンのショールやらをプレゼントしてくれたり、こっちの部屋から見る風景はとっても綺麗よーと案内してくれたり、みんな落ちつかない落ちつかない笑

得体の知れない小さな日本人を一生懸命歓迎してくれている気持ちが痛いほどに伝わってきて、熱いものがこみあげそうになりました。

そしてヴェルプステの話をたくさん、いろいろ聞いて、ますます好きになってしまった。

こんなに素敵なアイテムを日本で紹介できるなんて、なんだか誇らしい気持ち。

大きいのはどうしても値段がはるので、小売業の経験がそれほどない私は、なんとなく申し訳ないような、「もう少し安くできたらな〜」なんて思ったりして複雑な気持ちで売ってたけど、これだけの想いや伝統を込めて、手間ひまかけてつくられた芸術品なら、胸を張って売らないとね、と思ったのでした。

・・・

この後も、RYTISの奥さんPAULINAが加わり大歓迎ツアーはまだまだ続いたのですが、今はもうくったくたなのでまたの機会にご紹介します。

はー梱包しなきゃ。

あ、最後に、昨日(つまりは11月の最終週末ってことかな)から始まった、カウナスのクリスマスマーケットを少しのぞいたのでその写真をチラリ。

dsc02409

ではでは〜〜

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

※いただいたコメントは管理人が承認してから表示されるようになります。しばらくの間お待ちください。